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コラム

口癖を〝すみません〟から〝ありがとう〟へ

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宗教法人「生長の家創始者谷口雅春先生を学ぶ会」
副代表 前原 幸博

今回の〝武漢ウイルス〟禍による恐怖感・不安感にずいぶんと悩まされたという声を数多くの方から伺いました。ですから、それを取り除くものとして、今や、ワクチンの開発は待ったなしの状況下にあると言えます。しかし〝クスリはリスク〟心の世界から言えば〝ワクチンよりもラクチン〟心を如何にして楽にもっていけるか、大安心の心境でいられるか。

ある会員さんは、『日々読誦三十章経』十六日の経言(のりごと)「災厄除けの言葉」を諳(そら)んじて心を整えていらっしゃいます。

《神は吾が光であり給い、吾が救いでありたまう。されば吾れ誰をか恐れんや。神は吾が護りであり給う。されば吾れ誰をか恐れんや》

〝朱に交われば赤くなる〟〝主に交われば明るくなる〟常に神様によって護られている、だから大丈夫……やはり、主に交わると不安・恐怖の暗い心が明るい心に変わってまいります。その「主」について、新編『生命の實相』第21巻「万教帰一篇」はこう言います。

《聖書には「始(はじめ)にコトバあり、コトバは神なり。総(すべ)てのもの言葉によって造らる」と書いてあります。「コトバ」は「神」である。……一切の存在は神即(すなわ)ちコトバによって展開したのであります。その一切事物の根元たるコトバは、「ス」であり「枢(すう)」であり「主(しゅ)」であり、キリストであり、これを日本古典では天之御中主神と申上げたのであります》(89頁)

「運命」とは命(みことば)のままに運ばれると書きます。だから、口癖が大事なのです。よく「すみません」というのが口癖になっている方がありますが、それは〝「主(す)」見ません〟で、神様から目をそむけることを意味します。同様に、「すいません」は〝「主(す)」居ません〟で、「神様」を否定する言霊(ことだま)となってしまいます。

どうすればいいか。「すみません」「すいません」が口癖になっている方は、まずは〝主参(すまい)る〟(スマイル)で「ありがとうございます」と言うようにしましょう。実際、ある会員さんは、同居するお嫁さんに常にこの「ありがとう」を口癖にされています。
「お母さん、一々、ありがとうなんか言わないでください」
「いえね。私は、生長の家で〝すみません〟というところを〝ありがとう〟に変えてごらんと教えられて、それをずっと実行しているの。あなたも、実践してごらん」
「ありがとうございます……お母さん、そうですね、こう言うと自然と笑顔が出ますね」
「ありがとう」が咲きこぼれる家でのSTAY HOME(巣ごもり)は〝主籠(すご)もり〟となります。

《「家」即(すなわ)ち「巣」というものは、蜘蛛の巣を見ましても一つの中心に集っている。スベテが一つの中心に統一されている――このスベテの「ス」、統一するという意味の「統(す)べる」という言葉の「ス」、スベテが統一されて、スキ通り、スミ切って、少しも乱れがない一切を包容する》(前掲書86~87頁)

そういう「生長の家」が、この「ありがとうございます」から誕生することでしょう。


(月刊『谷口雅春先生を学ぶ』令和2年8月号より)
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