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コラム

〝翻訳の達人〟として危機の時代を乗り切ろう!

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宗教法人「生長の家創始者谷口雅春先生を学ぶ会」
副代表 前原幸博

文豪・夏目漱石は、英語の教師をしていた頃、「I love you」を「月がきれいだね」と……。また、「くたばってしまえ」から名を取ったと言われる二葉亭四迷(ふたばていしめい)は、「わたし死んでもいい」と訳しました。直訳より意訳にこそ人生の妙(みょう)味(み)あり……。人生はドラマ。それが引き立つかどうかは、すべて台詞(せりふ)次第。今のコロナ禍、どんな台詞を口にされていますか。恐怖ばかりの台詞を言ってはおられませんか?

○コ=〝孤独〟にさせられるソーシャルディスタンスへの「不満」
○ロ=〝老人〟ほど危ないと言われる「不安」
○ナ=〝何で〟こんなことになったのかという「不平」

新編『生命の實相』第6巻「生命篇」にはこうあります。
《そもそも恐怖というものは神の全能の愛を信じないために起るものですから、それは不信仰の表白(ひょうはく)でしかない》(177頁)

今、大事なことは、何があってもそこに神の愛を信ずる、そういう翻訳の達人として生きることではないでしょうか。

ある子牛が空井戸に誤って落ちてしまいました。これ以上の犠牲を防ぐには穴を埋めるしか無い……、どんどん上から土が投げ込まれました。するとその子牛はその土を踏み固め踏み固めしてとうとうその空井戸から脱出することが出来たのです。自分を生き埋めにしようかという土を、この子牛は、自分を危機から脱出するための〝土台となる土〟だとして翻訳したのです。
戦国時代、曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)という武将がいました。豊臣秀吉が九州を平定して大坂に凱旋した際、風邪をひいてしまいます。そんな折、秀吉が大事にしていた盆栽の松が枯れてしまった……。「どうしたことだ?」「昨日までは青々しておったのに……」「何か悪いことがある前兆では?」おろおろする近習を前にして、曽呂利新左衛門は笑い飛ばして、こんな歌を詠みます。

〝御秘蔵の常盤(ときわ)の松は枯れにけり 千代(ちよ)の齢(よわい)を君に譲りて〟
しばらくして秀吉の熱は下がり完治しました。松が枯れるのもまた吉兆と翻訳する……。

ジョン・F・ケネディがNASA宇宙センターを訪れた時、箒(ほうき)を持っている清掃員に何をしているのか尋ねます。すると彼はこう答えたのでした。「大統領、私は人類を月に送る手伝いをしているのです」何というすばらしい台詞でしょうか。

心理学者のユングは「神を信じますか」と問われてこう答えました。「私と神の関係は『信じるか、信じないか』といったレベルを超えています。私は、日々、神と出会っているのです」
〝危機〟という字は、危(○)ないという意識を、生まれ変わるチャンス、機(○)会に変えることだと言われます。コロナ禍の危機の時代だからこそ、これをこう翻訳してまいりましょう。
〝日々、神と出会う絶好の機会が訪れた〟

(月刊『谷口雅春先生を学ぶ』令和2年10月号より)
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