「第11回記念全国大会」の魅力について
本年は、尊師・谷口雅春先生が心魂を傾け著述された全人類の聖典『生命の實相』の新編全65巻の発刊が成就する年!
生長の家創始者・谷口雅春先生が著された『生命の實相』が昭和七年一月一日に発刊されてより、ちょうど満80年となる平成24年に、装いも新たに『新編 生命の實相』として発刊されることとなりました。
『生命の實相』は、尊師・谷口雅春先生が昭和5年に個人の月刊誌として『生長の家』誌を創刊し、そこに発表された数々の“真理の文章”を編集しなおし、合本として出版されたものです。それを貫く精神は、まさしく『生長の家』誌「創刊号」(昭和5年3月1日)にそのまま記されています。
「如何にせば境遇の桎梏から脱け出し得るか、如何にせば運命を支配し得るか、如何にせば一切の病気を征服し得るか、また、如何にせば貧困の真因を絶滅し得るか、如何にせば家庭苦の悩みより脱し得るか.....等々。
今人類の悩みは多い。人類は阿鼻地獄のように苦しみ腕がきあせっている。あらゆる苦難を癒やす救いと薬を求めている。しかし彼らは悩みに眼がくらんでいはしないか。方向を過っていはしないか。探しても見出されない方向に救いを求めていはしないか。自分は今彼らの行手を照す火を有って立つ。」
ここに示されているように、この世から、「如何にせば」あらゆる病気、貧困、闘争等をなくさしめることができるか、それが尊師・谷口雅春先生の願いであり立教の精神そのものでありました。その思い一筋に、谷口雅春先生は90余年の生涯を生き抜かれました。それは文字通り、「自分の身体が燃え尽すまで、蝋燭のようにみずからを焼きつつ人類の行くべき道を照射する」との「創刊号」に記された通りのご生涯でありました。
谷口雅春先生のご著書は500冊をはるかに越えます。著作の中で、その主著をなすのが、この『生命の實相』です。それを求むる声は今なおひきもきらず、延べ2000万部の大ロングセラーとなっているのは、ひとえに『生命の實相』が人智をはるかに超えた霊感の書であるからにほかならないからです。
『生命の實相』の「総説篇七つの光明宣言」の中で、谷口雅春先生はこう記されています。
「この雑誌の原稿は私の手にもったペンによって書かれる。しかし、ひとたび『生長の家』を書こうとして私がペンをもって机に向うとき、私はもうふだんの私ではないのである。霊来りて私を導く。弱い性質の私にはとても書けない強い言葉が流れるように湧いて来る。」(新編『生命の實相』第1巻19~20頁)
それを証し立てるかのように、この本を読んだ人から様々な奇蹟が続出し、読者の間からは、いつしか月刊誌『生長の家』誌は「神誌」と呼ばれるようになり、それを編んだ『生命の實相』は聖典の中の聖典とまで称されるにいたりました。この『生命の實相』と出会い、それによって人生苦から救われ、あるいは病床より起ち上がり、輝かしい人生を切り開いた人は枚挙に遑がありません。
そして、この『生命の實相』を誰にでも読みやすいように、本文の文字を大きくし、時代に相応しい新たな脚注を加え、巻末には索引を付して発刊されたのが、新編『生命の實相』です。その新編『生命の實相』全65巻が、いよいよ令和6年、ついに完成します。
これまで『生命の實相』と縁のなかった新しい世代の人々に、尊師・谷口雅春先生の「教え」をひろめてまいりましょう。
光明思想社 新編『生命の實相』ページ
私たち一人ひとりが信仰の新生をはかる年です。そしてその新生の誓いを全信徒で共にし、生長の家の教えの正統を受け継ぐ「谷口雅春先生を学ぶ会」の大いなる発展を期する、記念すべき大会です。
《こんなに大勢生長の家の代表者が集まっていらっしゃる。そしてみんな若々しい、元気溌剌たる姿で真理の伝道の抱負をお話になるのを承りまして、私は「若さというものはいいなあ、私もあんなに若くなりたいなあ」と思ったんです。そう思ったけれども実は、その私というのは皆さんの生命の中に、みんなに私はいるのであって、皆さんが谷口雅春である、というのを感じたのであります。……皆さんが私である。
今こそ、私たちは、このお言葉を心に刻み、新編『生命の實相』の光を高く掲げ、今日の世界的混迷の世相を浄める大伝道に立つべきでありましょう。その出発、その第一歩が「第11回全国大会」であります。
「世界平和の祈り」「宇宙浄化の祈り」を全信徒で実修することにより、
「生長の家」の人類光明化・日本国実相顕現運動の新たなうねりを巻き起こす、出発の大会です。
本年は、年明け早々、能登半島が大規模地震に見舞われ、その翌日には羽田での航空機事故が起き、国民が心待ちにしていた宮中一般参賀も中止の余儀なきに到りました。外に目を転ずれば、ウクライナでの戦闘は已む気配無く、またパレスチナのガザ地区でも今なお惨劇が続いています。年頭から、国の内外において暗いニュースばかりが続いていますが、これはやはり、人類意識の迷妄、迷いの念が飽和状態に達し、このような状況を生み出していると言えるのではないでしょうか。であれば、今こそ私たちの祈りを結集して人類意識を浄めなければならないと痛切に感じます。
谷口雅春先生は、『理想世界』誌・昭和40年3月号に「〝集団の祈り〟を必要とする理由」と題して、このようにお説きくださっています。
《私たちが神のみこころに叶う良き願いをもっておりましても、それがただ一人でその願いを成就しようと思って祈るよりは、多勢、一緒に、それを祈る方が功を奏することが多いのであります。…併し、祈っているだけで行動を起こさなければ、物事は成就しないのであります。行動を起こすにしても、一人一人ばらばらに行動しているのでは効果は乏しい。個人は互いに集会し団結して団体及び組織の力を利用し節度ある集団運動をする方が実現の速度も範囲も大きくなるのであります。…私たちは真理を握っているのであります。世界平和の根本となるところのもっとも高き霊的な真理の鍵を握っているのであります。…特に皆さんは人類救済の根本的真理なる『生命の實相』の完全な真理を学ばれたのです…そこで私たちは団結して、神想観を集団的に実践すると同時に、その結果、内部からもり上がって現象世界に現われてくるところの行動も、多勢が団結して秩序正しくそれを団結した行動として実践するときに、その時にこそ私たちは、全国民を動かし、日本国家を万全の基礎の上に安泰ならしめ、世界を動かし、地上の人類全体を平和にするところの力と成ることができるのであります。…皆さんは神に選ばれたる選士としての使命を自覚して、一致団結して一層大いなる貢献を人類に対し国家に対して成されんことを希望致す次第であります。》(昭和39年5月に開催された「青年会全国大会」の講話より)
尊師のこのお言葉にお応えして、全信徒、心を一つにして日々の「神想観」の実修とともに、「世界平和の祈り」「宇宙浄化の祈り」を合わせて実修し、大いなる祈りによる浄めの運動を展開してまいりましょう。そして、組織力をつけ、国を動かす運動を目指す、その大いなる決意をともにするのが、この全国大会です。
ゲスト講師である石平氏に日本国の素晴らしさについて講演をいただく記念すべき大会です。
今回のゲスト講師は、中国から日本に帰化された石平氏です。石平氏は、中国との比較見地から、日本の国柄が如何に素晴らしいものであるかを語られます。この大会において私たちは日本国に生まれた喜びを一つにするとともに、「限りなく日本を愛する心」を甦らせ、万世一系の皇統を護り、日本国実相顕現運動を更に大きく前進させましょう。石平氏・特別インタビュー「いま日本人の価値観や精神性が求められている」(月刊『谷口雅春先生を学ぶ』令和6年3月号)
ゲスト講師
石 平 氏 (評論家)
1962年、中国・四川省生まれ。北京大学哲学部卒。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2002年以来、評論活動に入る。2007年、日本国籍を取得。『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)で第23回山本七平賞を受賞。『石平の眼 日本の風景と美』(WAC)、『論語の「愛」に目覚めた日本人 儒教を「権力」の道具にした中国人』(PHP文庫)など著書多数。
石平氏 X(旧Twitter)アカウント
喜びの信仰体験、躍進する活動の紹介!
- 〝久遠の谷口雅春先生信仰〟に生きる同志が、全国各地から、又海外のブラジル国から、家族、友人・知人ともども参集し、その信仰のよろこびを讃えあい「谷口雅春先生を学ぶ会」の発展を誓いあう大会です。きっと数々の体験に触れ、私たちの信仰生活にも光が灯ることでしょう。
- 次世代を担う「耀く女性と母親の会」「青少年育成部」の躍進ぶりを是非、ご覧になってください。きっと皆様は「谷口雅春先生を学ぶ会」に大いなる展望と希望を托す喜びに魂がふるえることでしょう。それを確認するのがこの全国大会です。
- 明治神宮の境内地の会場で開催されるこの全国大会は、その神域が醸し出す霊的雰囲気と、真理講話によって、参加者の心は浄められ、癒やされ、そして神の命に生かされていることのよろこびを実感する、まさに神癒の大会、それがこの全国大会です。
参加をご決意された方は、「全国大会チラシ」の裏面にある申込欄に必要事項を記入の上、ファックス、郵送、又はネット等で早めにお申し込みください。
前回の参加者のよろこびの声
◎谷口雅春先生がここに生きておられる
正面玄関で多くの方々に「ありがとうございます」といって迎えていただくほど、気持ちの良いことはありません。大会では、前回以上の盛り上がりを見せていたことを感じました。谷口雅春先生が昇天されて何十年と経ちますが、谷口雅春先生がここに生きておられるとひしひし感じました。参加者の雰囲気にも感動で、ハラハラと涙が出てきました。(東京・男性)
◎光明生活を実践していきたい
安東巖講師のお話に感涙いたしました。「自分の心が人生をつくる」「問題は、生き方を変えるメッセージ過去の業が消えていくすがた神の栄光のあらわれんがため」というお話をうかがい、日々の感謝を忘れず、笑顔で明るく美しい言葉をつかって、光明生活を送っていきたいと思いました。(長野・女性)
◎皇室をお守りする意義を実感
松浦光修講師の講演で、天皇陛下がいかに尊いか、どのようにして日本が治められてきたのか、皇室を守るために今の私たちに何ができるかを、これ以上ないほど明快に説明してくださり、皇室をお守りする意義を実感しました。もっと多くの人に知ってほしいと思い、今できることをしたいと思いました。(東京・男子学生)
◎永遠不滅の生命を生き切りたい
全国大会は、会場に溢れる慈愛の空気が清らかで、真理の体験発表も、ブジラル訪日団の報告も素晴らしかったです。私も還暦を目前に、「自分でつくってきた幸福人生」を報恩感謝の思いで振り返りました。そして、谷口雅春先生の御教えとともに、この先もいのち輝く光明生活を実践して、人間永遠不滅の生命を生き切りたいと思いました。(福岡・女性)
◎谷口雅春先生のお言葉に感動で打ち震える
谷口雅春先生の「永遠不滅の生命」のお言葉に、感動で打ち震えるのを禁じ得ませんでした。報恩感謝の念を深くし、御教えの宣布に励む思いを新たにしました。(千葉・男性)