宗教とは根本の教え――すなわち病気の本来ないところの「神の子」「仏子」なる実相を悟らしめる根本の教えでなければならないのであります。病気はあると衆人は思っている。老衰はあると衆人は思っている。死はあると衆人は思っている。生活苦はあると衆人は思っている。宗教はこれらの四苦をあるとして治すのではなく、これらの四苦の本来ない世界を悟らしめるのが宗教の本体であります。
（『生命の實相』久遠佛性篇）
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