笑え!笑え!大いに笑え!幸せを呼ぶ一日一笑
昨 くすり・きくぞう
絵 かわい・えがお
ある日の夫婦の会話
夫「お前はいっつも、私がこうなったのは〝夫のせい〟とボヤくが、そんなことを言うのは〝オットセイ〟だ。この世で一番大きいと書いて〝天〟。その天をも突き抜けているのが〝夫〟。〝良い人〟に決まっているから〝良人〟とも書くんだ」
妻「オットー、そうきましたか」
夫「茶化すな。で、その夫を下からヨイショするのが〝夫人〟だ。ヨイショは〝良(よ)い所(しょ)〟。良い所を見つけるのが本当のヨイショだ。夫なんか駄目と尻に敷いて上に立ったら、もはや夫人ではない、単なる〝人夫〟だ。分かったか!」
妻「ハイ、あなたの仰るとおり、確かに私は〝妊婦〟でございます」
夫「えっ?! お前、赤ちゃんを授かったのか? 何で早く言わないんだ」
妻「言おうとしたら、あなたが色々言うから……。とにかく、お腹の赤ちゃんのためにもいい夫婦になりましょう。で、私からも一言言わせて。妻には、いいものが沢山〝ツマ〟っているから妻なの。でも、あなたの口癖は『お前はツマらん』でしょ。〝ツマらん〟は詰められない、ツマり、それだけ自分の器が小さいと言ってるのと同じよ。だから、あなたも全てを受け容れる大きな器になってね」
夫「うん、分かった。『生命の實相』に、夫も昔はツマと言い、その意味は『連なって全(まった)くなること』と書いてあった。生まれてくる赤ちゃんのためにも、お互い、いいツマにならないとな」
絵 かわい・えがお
ある日の夫婦の会話
夫「お前はいっつも、私がこうなったのは〝夫のせい〟とボヤくが、そんなことを言うのは〝オットセイ〟だ。この世で一番大きいと書いて〝天〟。その天をも突き抜けているのが〝夫〟。〝良い人〟に決まっているから〝良人〟とも書くんだ」
妻「オットー、そうきましたか」
夫「茶化すな。で、その夫を下からヨイショするのが〝夫人〟だ。ヨイショは〝良(よ)い所(しょ)〟。良い所を見つけるのが本当のヨイショだ。夫なんか駄目と尻に敷いて上に立ったら、もはや夫人ではない、単なる〝人夫〟だ。分かったか!」
妻「ハイ、あなたの仰るとおり、確かに私は〝妊婦〟でございます」
夫「えっ?! お前、赤ちゃんを授かったのか? 何で早く言わないんだ」
妻「言おうとしたら、あなたが色々言うから……。とにかく、お腹の赤ちゃんのためにもいい夫婦になりましょう。で、私からも一言言わせて。妻には、いいものが沢山〝ツマ〟っているから妻なの。でも、あなたの口癖は『お前はツマらん』でしょ。〝ツマらん〟は詰められない、ツマり、それだけ自分の器が小さいと言ってるのと同じよ。だから、あなたも全てを受け容れる大きな器になってね」
夫「うん、分かった。『生命の實相』に、夫も昔はツマと言い、その意味は『連なって全(まった)くなること』と書いてあった。生まれてくる赤ちゃんのためにも、お互い、いいツマにならないとな」